2018年9月22日 更新

築地” 場外”市場の魅力をもっと知ろう! Kitchenlife×築地食のまちづくり協議会 特別講習会レポート

2018年10月11日、長年親しまれてきた築地市場がいよいよ豊洲新市場へ移転しますが、「築地場外市場」はこの地に残り各店は変わらず営業を続けます。そこで、「これを機会に”場外”の魅力をもっと知ってもらおう」と料理教室の先生方を対象にした特別講習会が、9月6日東京「Tsukiji Cooking Studio」で開催されました。世界文化遺産に認められた「和食」と「築地」の関係や築地場内外に店を構える仲卸青果さんからのお話など、現場で働くプロたちをお呼びしての機会です。今回はそのセミナーの様子をリポートいたします。

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2018年10月11日、 “場内”と呼ばれ、国内外の方たちに親しまれてきた築地市場は、いよいよ豊洲新市場へと移転します。しかし「築地場外市場」はこの地に残り、各店は変わらず営業を続けます。
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「これを機会に”場外”の魅力をもっと知ってもらおう」と料理教室の先生方を対象にした特別講習会が、9月6日、東京「Tsukiji Cooking Studio」で開催されました。

世界文化遺産に認められた「和食」と「築地」の関係。築地場内外に店を構える仲卸青果さんからのお話。現場で働くプロたちをお呼びしての会ということもあり、たくさんの先生方がお集まりくださいました。

セミナー風景

世界遺産である"和食"と"築地"の関係を改めて知る

まずは築地をもっと身近に感じてもらうため、世界遺産である和食と築地の関係を改めて知る企画からスタートです。
お話してくださるのは、築地食のまちづくり協議会(※)で事務局長をつとめる鹿川(しかがわ)賢吾さん。
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鹿川さんは中央区オリンピック区民協議会観光で文化検討部会委員もつとめるなど、築地に惚れこみ、魅力をさらに多くの人に伝えていこうと奮闘されている方のひとりです。
※注…「築地 食のまちづくり協議会」は「市場移転後も場外市場が営業していけるように」と中央区からの働きかけと支援を機に発足した協議会。場外店舗だけでなく築地の各町会や「築地場外市場」「築地魚河岸」といった商業団体およそ460店が加盟する。イベント企画運営やトイレや休憩所の整備、免税カウンターの設置など、多くの人を迎え入れるためのまちづくり活動を行っている。
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例えば今鹿川さんが広げているこのマップは、場外にある460店舗すべてを掲載したもの。「初めて築地を訪れた人でも、どこに何のお店があるのかがわかるように」とまちづくり協議会が作成しました。

今回の移転について鹿川さんは「場内市場は東京都が作った公設市場ですが、場外市場は各店舗が作った民間の市場になるため、移転対象からは外れています」とコメント。
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場内は魚や野菜の卸売りが中心ですが、場外はかつお節や昆布、佃煮や包丁などを取り扱うお店が並びます。すし店に欠かせない玉子焼専門店は9店、かつお節の問屋は10店。さらに器やお椀、箸まで場外で揃えられます。

個性豊かでどのお店もそれぞれ特色があり、買出人の方たちが長年通っています。
さらに2016年には仲卸を60店舗集結させた生鮮市場「築地魚河岸」がオープン。場内移転後も鮮魚・青果の購入が可能となりました。

ユネスコ無形文化遺産である「和食」

2013年、和食は「日本人の伝統的な食文化」としてユネスコ無形文化遺産に登録されました。

「ユネスコ」は教育や科学、文化などを世界の加盟国で守るための国際連合機関。日本から消えゆく”和食”の文化を守るために制定されたものです。
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